首の痛み・違和感がある方へ
首の痛みの原因
交通事故による後遺症で、最も多く見られるのがムチウチ。
事故後に首の痛みを感じたら、真っ先にムチウチを疑うべきでしょう。
ムチウチは「頚椎捻挫」、「頸部挫傷」、「外傷性頸部症候群」などと呼ばれる首周辺に起因する不具合の総称です。
外から強い力が加わることで、通常の首の可動域をこえてよって、曲げられることで、首の筋肉や靭帯のが伸ばされたり、損傷して起こります。
ムチウチについて
ムチウチは、レントゲンやCT、MRIなどの検査で明らかにされにくいため、交通事故による障害の中でも判断が大変難しいです。
外見的には問題がなく、自覚症状だけとう事実がその要因です。
さらに、事故から数日経ってから不調が出てくるというケースが少なくないこと、自覚する状態が、めまい、耳鳴りといった「不調」であるため、交通事故によって引き起こされているものなのかが分かりづらく、診断をするが難しいのです。
こういう事で、ムチウチは交通事故による後遺障害で最も多いと言われているのに、保険会社が正式に認め、支払いを受けているのは、全体のたった7%ほどと言われています。
ムチウチにも大きく分けて4種類あります
ムチウチは、頚椎捻挫型、根症状型、バレ・リユウー症状型、脊髄症状型、脳髄液減少型に分類され、
中でも、頚椎捻挫型がムチウチの7~8割を占めます。後ろから追突された時に多く見られるものです。
ムチウチ症候群には、次のような体の状態があります。
- 整形外科的障害:首・肩・背部・腰部・ひざなどの痛みや可動域の制限
- 神経学的障害:知覚障害・しびれ
- 耳鼻咽喉科的障害:耳鳴り・聴覚障害・めまい
- 歯科学的障害:顎関節痛・かみ合わせ・歯の損傷
ムチウチには早期施術をお勧めします
交通事故では、受傷直後は興奮状態にあり冷静に体の状態がわかっていないことが多いので、たいしたことはないと思っているうちに、だんだんと違和感が出てくるのが「ムチウチ」。
「そのうちなおるだろう」「気のせいかも・・・?」などと、自覚があるのでそれを放っておくと、後々とてもつらい思いをされる方が大勢いらっしゃいます。
事故の大小に関わらず、何かしら不調が出現することが多いので、強い衝撃を首に受けたら、すぐに交通事故施術に特化した院を受けましょう。
早めに正しい施術を行うことをおすすめします。